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特集 私の伝えたい頭頸部の手術手技
【頭頸部の腫瘍手術】
副甲状腺摘出術
高橋 剛史
1
Takeshi Takahashi
1
1新潟大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
parathyroidectomy
,
near-infrared autofluorescence
,
hyperparathyroidism
Keyword:
parathyroidectomy
,
near-infrared autofluorescence
,
hyperparathyroidism
pp.611-614
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002152
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はじめに
副甲状腺摘出術は,原発性および二次性を含む副甲状腺機能亢進症や副甲状腺癌などの副甲状腺病変を対象とする。副甲状腺機能亢進症における治療のゴールは,副甲状腺ホルモン(PTH)値の正常化と,それに続く血清カルシウム値の正常化である。手術手技における要点は,病変を確実に除去すること,術後合併症を回避すること,そして侵襲を最小限にすることである。なお,筆者の所属施設では内視鏡下副甲状腺摘出術は実施していない。また,院内でPTHを測定できないため,術中PTH測定が困難である。本稿では,一般的な術式の解説ではなく,筆者が副甲状腺摘出術を行う際に重視している術前準備や注意点を中心にまとめる。なお,筆者は副甲状腺近赤外線自家蛍光(near-infrared autofluorescence:NIRAF)に関する臨床研究をライフワークとしており,そこから得られた知見も交え報告する。

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