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連載 症例による透析患者の画像診断
Glanzmann型血小板無力症を背景に特発性腎周囲出血をきたした腹膜透析患者の1例
井口 昭
1
,
藤ノ木 聖
1
,
堀江 香織
1
,
小林 奎介
1
,
山﨑 肇
1
,
山本 卓
2
1長岡赤十字病院腎臓内科
2新潟大学医歯学総合病院腎膠原病内科
キーワード:
腹膜透析
,
特発性腎周囲出血
,
Wunderlich症候群
,
Glanzmann型血小板無力症
,
造影CT
Keyword:
腹膜透析
,
特発性腎周囲出血
,
Wunderlich症候群
,
Glanzmann型血小板無力症
,
造影CT
pp.971-975
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003930
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- 参考文献 Reference
透析患者が急性の腹痛や側腹部痛を訴えた場合,腹膜透析患者では腹膜炎,血液透析患者では虚血性腸炎や尿路感染症などをまず想起することが多い.一方で頻度は高くないものの,迅速な診断と治療を要する病態として腎周囲出血がある.腎周囲出血は外傷性と非外傷性に分類され,非外傷性はWunderlich症候群とも呼ばれる.非外傷性腎周囲出血ではなんらかの形態異常が存在することが多く,腎血管筋脂肪腫(AML),腎細胞癌(RCC),囊胞破裂,血管病変などが代表的な原因である.透析患者では後天性腎囊胞を背景として発症することもある.しかし,これらの形態異常を認めない特発性腎周囲出血も存在する.

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