特集 日本が解き明かした病気―疾患概念の確立から現在まで―
番外編.「日本」の名前がついている病気
日本住血吸虫症
保科 隆之
1
1福岡市立こども病院総合診療科
キーワード:
日本住血吸虫症
,
Schistosoma japonicum
,
片山病
,
ミヤイリガイ
,
経皮感染
Keyword:
日本住血吸虫症
,
Schistosoma japonicum
,
片山病
,
ミヤイリガイ
,
経皮感染
pp.847-850
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002364
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SUMMARY
▷日本住血吸虫症は,Schistosoma japonicumがヒトの静脈内に寄生することで引き起こされる.
▷最終宿主は,哺乳類であり,淡水に皮膚を浸けたときに経皮感染する.
▷日本人が虫体を発見し,中間宿主がミヤイリガイであることを特定した.
▷ミヤイリガイを駆除することで日本国内での感染症の根絶に成功した.
▷現在も国外には流行地域があり,ミヤイリガイも生息しているため,新たな流行に備えた監視は継続されている.

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